ヒーロー

週刊少年ジャンプの人気漫画
「僕のヒーローアカデミア」通称「ヒロアカ」
がNETFLIXで実写化するとのことで話題になっています。

Twitterでは「ヒロアカ実写化」がトレンド入りしていて、
大喜利のような状態で盛り上がっています。

ネットの声をまとめてみました。

ヒロアカ実写でネットが大荒れ!?Twitterまとめ

#ヒロアカ実写」で検索してみると、
否定的な意見も多いですが、何よりそれを
大喜利状態に面白くしている皆さんの表現力
の方を評価したいです!

普通に見ていて笑えるコメントばかりです。

 

 

ヒロアカ実写化がネットで盛り上がっている理由

なぜネットで盛り上がっているかというと、
結論は「今まで週刊少年ジャンプの
実写化映画がことごとく失敗している

ということだそうです。

るろうに剣心など、一部成功しているものはあるものの、
現実とかけ離れた世界観だと失敗しているものが多いということ。

日本のアニメは世界でも人気のコンテンツですが、
過去にハリウッドなどで、ドラゴンボールなど
過去に大ゴケした作品が多く、
特に日本の漫画やアニメは現実世界と
かけ離れたイメージの作品が多いことが
原因ではないでしょうか。

世界でも認知度の高いドラゴンボールやワンピース、
NARUTOといった作品の世界観は、
今回の僕のヒーローアカデミア同様、

舞台が現実世界ではなくて、
主人公たちも特殊な能力などを使って戦う

という設定なので、
そもそも現実的にこれを実写化するイメージが
湧きづらい
ということが一つかと思います。

また、日本人は特にそれぞれの主人公への思い入れが強く
個性的なキャラクターにマッチするキャスティングが
難しい
ということもあるかと思います。

(実際ドラゴンボールの孫悟空のような筋肉が
角ばっていて、髪型が変形する主人公は実写化しづらいですよね。)

今回のヒロアカもそうですが、
出てくるキャラクターのほとんどに特徴があり、
それを全て実写化したら誰が主人公なのか
分からなくなるほど個性的すぎる点も
映画のような実写を作る上では大変なのではないでしょうか。

以上のことから、長編的な大作なら別ですが、
わずか2時間程度の映像の中で漫画の
各キャラクターの個性をきちんと説明し、
ストーリー性にもこだわって、
ということは不可能
に近いのかもしれませんね。

ヒロアカ実写化は成功するのか?

ヒロアカの実写化ですが、
すでに国内外で人気がある
漫画・アニメですので多くのファンが存在します。

そのファンを取り込み、さらに今までヒロアカを
見たことがない人にまで受け入れられるためには、
かなりの試行錯誤が必要となります。

そこで、監督に抜擢されたのが、
最近のNETFLIXコンテンツで話題になったドラマ
今際いまわの国のアリス」を手がけた、佐藤信介監督です。

今際の国のアリスも元々は漫画が原作ですが、
進行する上での内容をかなり変更しています。

来年には第2シーズンも公開する予定で、
その人気度は国内だけではなく海外でも評価されています。

 

佐藤信介監督であれば、「僕のヒーローアカデミア」
という漫画作品を違う視点で映像化してくれるかもしれません。

「オリジナルの作品と違う」という意見は出ても、
あくまでベースはヒロアカ原作だけど、
内容は違う世界観で作るということになれば納得できそう
ですし、新たなファンを獲得できる可能性も出てきますね。

今後世界で実写が予定されている日本漫画・アニメ

  • ワンピース
  • NARUTO
  • ワンパンマン
  • 聖闘士星矢(Knights of the Zodiac)
  • 君の名は
  • DEATH NOTE

まとめ

今までも、日本のアニメや漫画は実写化されてきまして、
人気だったものと不発だったものでかなり差がありました。

人気になったものの多くは、ベースになる漫画や
アニメの世界観や舞台が、
「現実世界と離れすぎていない」ことが特徴ではなかったでしょうか?

つまり、特殊な能力やあまりにも突飛な世界が舞台となる原作
だと、それを現実で世界で表現するのが難しいということになります。

今回のヒロアカ実写も、過去に実写化された作品を
見た方たちが、「失敗しそう」という不安の気持ち
があって、SNSで大喜利状態になったようですね。

正直、世間の皆さんの声が大喜利状態になり
そのネタを提供しただけでも成功(?)だったのではないでしょうか。