水ダウ神回|名探偵津田「呪いの手毬唄と招かざる客」の考察

水曜日のダウンタウンの神回「名探偵津田」の第2弾が公開されています。

芸人ダイアンの津田さんを主役に仕立てた、ドッキリ企画ですが、第1回が好評だったため、第二弾は前後半に別れた大作となっています。

今回はこの企画が2週に渡っての放送のため、考察をしていこうかと思います。

「犯人を見つけるまでステリードラマの世界から抜け出せないドッキリめちゃしんどい説」

今回は水曜日のダウンタウンのドッキリ企画の一つで、第一弾は蓼科のペンションでの事件を同じくダイアン津田さんが解決ました。

第2弾は長野県の小さな村を舞台に、ダイアン津田さんは最初は何も知らされないまま、ミステリードラマの世界に入り込んでしまいます。

そして犯人を見つけないと帰れません。

第2弾は、「呪いの手毬唄と招かざる客」と銘打って前後半に分かれての放送となり、おそらくネットでたくさん考察されることを見込んで2週間に渡っています。

早速みていきましょう。

名探偵津田「呪いの手毬唄と招かれざる客」の考察

現在わかっていること

ミステリードラマの世界観で、前半では、すでに3人が死んでいます。

  • 五百旗頭(イオキベ)村長 ー 絞殺 or 撲殺
  • 村長の長男  ー 毒殺
  • 村長の次男 ー 毒殺
    「五百旗頭(イオキベ)春樹ディレクター」

となっています。

  • 村長が殺された時間は、12:00〜12:15の間と言われている。
  • 発見された現場と殺害現場の場所は違う。村内放送ができる場所に血痕がついていた。
  • 村長の致命傷は斧で殴られたと言われていますが、最初の発見時、村長の首を見ると何もないが、2回目に警察が来て確認した際、首に縄が巻かれていた。

上記2つの推理がそもそもミスリードだった場合

これを考察すると、最初の発見時は村長は生きていて、犯人に吊るされたのではなく自分自身でこの状況を作った。

これは、東京編のディレクター(次男)とみなみかわさんの雑談の会話から、YouTubeの撮影(ドッキリ)を撮ろうとしていた可能性がありますね。

このドッキリ(という建前)を企画して村長に指示したのが犯人ということ。

その後、なぜか全員を「綿貫みち子の家(白い屋根の家)」に集めた12:15〜12:30くらいの間に首に縄をくくりつけられ犯人に殺害されたということになる。

そうするとこの時点での情報だけで、犯人は最初に発見した際に「死んでいる」と確認した医者の高木の可能性が高くなる。

 

12:15に発見された時
2回目(12:30以降)に確認した際

 

  • アリバイ

ロケに帯同していた人間以外のアリバイはかなり曖昧となっている。

 

他の二人の毒殺に使われたのは舞茸に似た毒キノコの可能性が大。

津田探偵は1週間前に、「舞茸に似た毒キノコが流行っている」という情報を聞いていました。

怪しい情報

さらに途中から、東京編として芸人のミナミカワさんが東京TBSで起きた事件によって、現場である長野県の村に連れて来られています。

①ニセ番組の企画書

いかにも本当にありそうな企画ですが、何か伏線になっている可能性もあります。

特に右上の白黒の仮面(?)が怪しいですね。

②殺されたディレクターと村長のLINE

数日前から、やけに父親の身の回りで何かあったのか聞いています。

これは、別の見方をすれば、YouTubeを撮ろうとしていた父親の周りで変なこと(ネタになるような面白いこと)がないか聞いているようにも取れます。

また、「下手したら殺されるんじゃないか」というのも、「つまらない動画や、やりすぎた動画をYouTubeにアップしたら、アカウントを削除されるんじゃないか」というふうにも言い換えることができます。

③東京TBSのディレクターが死ぬ前に話していたこと。

「じーさんが怪しい、じーさんに気をつけろ」

これはG3が怪しい、G3に気をつけろと読む。

津田探偵が最初に手渡された村の地図を見ると、G3の位置にあるのは「鈴木家」となる。

これは「鈴木家が怪しい、鈴木家に気をつけろ」と考察できます。

鈴木昌輝は村の広報なので、勝手にYouTubeを制作してアップしたら広報からクレームが来るんじゃないか、広報に気をつけろという意味にも取れます。

つまり、東京編自体がミスリードとなっていて、

みなみかわ探偵は広報の鈴木が犯人と断定(ミスリードされている)

vs

津田探偵は医者の高木を犯人と断定

の構図が成り立ちます。

④鞠、笛、太鼓(マリ、フエ、タイコ)

手毬唄を歌うのに必要だと言われて集めたアイテムですが、実際に歌を歌う際には使用していなかったので、何かの伏線の可能性があります。

また、村の地形や各家の位置関係を視聴者に植え付けようとしているとも考えられます。

⑤村の景色と告白のフラグ

理沙が津田探偵を連れてきた場所と、突然の告白

手毬唄の中の三番目の唄には、「生娘に化けた雌だぬき」とあるので、次に狙われるのは理沙の可能性が高い。

狙われているのが五百旗頭イオキベ一族だとすると、長男の嫁の恵が4人目被害者になる可能性もある。

理沙と恵のどちらかが狙われているのは間違いないと思われる。

さらに、村を見渡せる場所に突然連れてきたのは何か意味がありそう。

わかりやすい見方とすれば、綿貫みち子の家が白い屋根で、村長の家は左奥というのがわかるように津田に伝えているようにも考えられます。

手毬唄全文書き起こし

呪いの手毬唄
[一番]

てんてんてまり てんてまり

村にはたぬきが 4匹おった

畑を荒らしちゃたまらんと

庄屋がたぬきをこらしめた こらしめた

おなかの大きな親だぬき

吊し上げたらおっちんだ おっちんだ

[二番]

悪さばかりの子だぬき2匹

毒を盛ったらおっちんだ おっちんだ

[三番]

生娘に化けた雌だぬき 

刀突き刺しおっちんだ おっちんだ

考察まとめ

前半での考察では、

12:00に村内放送

12:15に村長が吊らされているところを発見

この時点では、まだ村長は死んでいなかった可能性がある。

(YouTubeのドッキリ撮影を撮ろうとしていた可能性)

12:30に村民全員をみち子(白い屋根の家)に集めた。

12:15〜12:30の間に犯人が吊るされている村長の首に縄を巻きつけ殺した。

この時点の情報では死亡を確認した医者の高木が怪しい。

東京編になり、みなみかわさんが新たな探偵となって得た情報から、

「YouTubeの撮影をしようとしている」

「LINEの会話はYouTube用のネタのことを聞いている可能性」

「じーさん(G3の鈴木家)が怪しい」は

広報の鈴木昌輝がYouTube動画に口を出してくることに気をつけろとも取れます。

津田の推理 vs みなみかわの推理

後半に、みなみかわさんを呼び寄せたのもこの対決になるように仕向けている気がしますね。

いずれにしろ、ここまでの情報だと、犯人の確定はかなり難しくなってきています。

ただ、よくよく見てみると色々おかしい場所や怪しい映像が出てきているので、それらが伏線になっているのかと思われます。

次回放送が楽しみですね。

そして、ネットではこの企画を大晦日の「笑ってはいけないシリーズ」の代わりにやってほしいとの声が多く、かなり盛り上がっています。