松本人志への文春砲はなぜ今更なのか調査|ジャニーズ問題との関連も

ダウンタウン松本人志さんが昨年末に
文春砲を受けたことが話題になっていますね。

過去のダウンタウンのこういった話題と
同じく、すぐに鎮火すると思いきや、
スピードワゴンの小沢さんの沈黙問題や、
松本さんの芸能活動休止報告にまで発展しています。

そこで今回は、なぜ今更松本さんが文春砲を
受けたのかを、ネットの意見などをまとめ、
中立の立場から調査してみました。

松本人志への文春砲はなぜ今更なのか

松本人志さんだけではなく、ダウンタウン
といえばデビュー当時からお笑い界では
その無茶苦茶な態度が受け入れられている
芸人さんですね。

長寿番組「ガキの使いやあらへんで」での
フリートークは未だにYouTubeで切り抜き
され、再生回数も尋常では尋常ではない
伸び方
をしています。

そのフリートーク中では、若い頃の松本さん
の奇行ともいうべき、さまざまな無茶な
体験も自身の口から発言されています。

それこそ、松本さんの性癖や風俗関連の
体験談などを面白おかしく話題にしていて、
令和の今では考えられないくらいの
発言をしています。

松本人志の無茶苦茶な体験・発言まとめ

・SM嬢を自宅に呼ぶ
・毛じらみ(性病)に何度もかかる
・初Hでラブホテルを火事にした
・子供の頃外国人アパートの外に置いてある洗濯機から下着を盗もうとした
・お◯ニーを止めようとした体験

本当にあったか真相はわからないですが、
このような、無茶苦茶な体験をお笑いに
昇華して来ている松本さんが、なぜ今更
文春砲を受け、ここまで問題になっている
のでしょうか。

令和だからとしか言いようがない

一つには、

「そういう時代だから仕方がない」

ということでしょう。

特に、最近は著名人の不祥事や政治家の不正
などに関しては、以前に比べSNSで一気に
拡散されますし、コンプライアンスに
関してもTVメディアでは厳しくルール
付けされてきています。

以前はOKだったことも、現代ではとても
厳しくメディアで取り上げられ、それまでの
その人の良い評価なんてなかったものの
ように扱われます。

SNSによって個人の意見が自由に発信できる
ようになったこともあり、100人いれば
100通りの意見が一瞬にして溢れかえり
沢山の人が閲覧します。

とはいえ、松本さん自身は

「勘違いすんな、俺はデビューした時から
調子にのっとんねん」

と若い頃の発言にもあるように、芸能界でも
プライベートでも無茶苦茶な体験をしてきて、
それをお笑いに変えて、伝説を作ってきた
という自負もあることでしょう。

令和だから、コンプラだからと言って、
過去のことを掘り返してきたら松本さん
だけではなく、一般の人も含めてほとんど
全ての人が今の時代ではNGなことを
経験してきている
のではないでしょうか。

メディアは過去のことで名誉毀損されないのか

過去には、ダウンタウンは何度も、

「解散」

「ADが殴られた」

「浜ちゃんは株に手を出し借金だらけ」

など、今の時代だったら確実に名誉毀損に
当たる記事を捏造されています。

また、大阪などでは勝手にダウンタウンが
番組で書いた絵を使ったTシャツが
販売されていたり、

昔流行った「タレぱんだ」という
キャラクターは、元はと言えば松本さんが
番組で考えた「ぐったりパンダ」をパクった
ものだと言われています。

(明らかに同じ作風と時期から関係ないは
通用しないでしょう)

引用:https://gendai.media/articles/images/78135

 

ただその時にダウンタウンは、
誰も訴えることはしませんでしたし、
当時はそれすらもお笑いに変えていました。

過去のことが今裁けるのであれば、
こういった一連の「ありもしない報道」
名誉毀損として立派に成り立ちますし、
その他のことも訴訟沙汰にできるような気がします。

週刊文春だけではなく、フライデーや
東スポなど大きな雑誌社や、キャラクターで
大きな利益を挙げた企業は今回の件を
どう受け止めて反省していくのでしょうか。

ダウンタウンの伝説

松本人志さんはよく天才だと言われています。

それもそのはず、今では現代語辞典に
載っているような、私たちがよく使う言葉を
たくさん流行らせてきました。

松本人志が流行らせた言葉

・「イラっとする」
・「ブルーになる」
・「サムい」
・「ハードルを上げる」
・「ダメ出し」
・「へこむ」
・「逆にいうと」
・「(ネタが)かぶる」
・「ぐだぐだ」
・「食い気味」
・「絡みにくい」
・「事故る」
・「ドヤ顔」
・「スベる」
etc

これらの言葉を使ったことがない
人ってるでしょうか?

日本社会で生きていたら、漫画、アニメ、
本、TV、雑誌などなど、どんな場面でも
普通に使われていますし見かけます。

これからもダウンタウンが生きてメディアに
出ている限りこういった言葉を発信して
いくことは目に見えていますね。

 

ただ、ここで活動休止をしてしまった
松本さんがいなくなることで、メディアの
バランスが崩れることは間違い無いです。

ただでさえTVや雑誌離れしている世の中で、
今まで以上にこういうエンターテインメント
から遠ざかる人が増えるのは確実ですね。

それは、今回の松本さんの件がきっかけで、

「もうTVがつまらない」

「お笑い番組に魅力を感じない」

「行きすぎた報道で何が事実かわからない」

などといった意見が広がことが
目に見えているからでしょう。

 

ジャニーズ問題との関連性

今回の週刊文春ネタは、ジャニー喜多川氏が
起こした性加害問題にも起因
しています。

真相はわかりませんが、事の発端は7年前に
松本人志さんの飲み会を高級ホテルの一室
で行い、そこに呼ばれた女性の告発から
始まっています。

ただ、ネットやSNSを見るとみなさん
ここを勘違いしているかということがあります。

ジャニー喜多川氏は未成年に対しての
性加害で、日本の法律では(段階的に
改変されですが)今では大きな犯罪
となります。

今回の一件が、松本さんが後輩芸人を使い、
女性を連れ込み強制わいせつや、それ以上の
ことを強要したのであれば、
明らかに問題となります。

ただ、年齢的にはその女性も当時成人
していたので、未成年への性加害は外れます。

つまり、女性側には大人としての自覚が
あり、自分を防御できる判断もできる
はずですので、

「ホテルでの飲み会」

という時点で危ないと思ったら、
回避できる能力は備わっていたはずです。

引用:https://www.oricon.co.jp/special/51544/

「有名芸能人がいるから」

「有名人との関わりを持てるから」

「自分も番組に出してくれるかも」

などといった誘惑に飛び込むか避けるかは、
すでに判断できる年齢
です。

 

もちろん、本当に強制的な行為があったと
したら、許されるべきではないのですが、
8年前のことを正確に証明するというのは
かなり難しくなります。

世間の声

タイトルが入ります。

・女性の側が金が欲しくなって、話盛って
文春に売った可能性が高いですね。
普通は警察行くべきところを真っ先に
文春に行ってますからね笑

・今回の件は本当に投げた側の真意が
どっちともいえず、難しい問題だと思います。

・お金が欲しくてでしょう。
年の瀬ですからね。

・吉本って世代交代させるときに
以前人気があった芸人の女性スキャンダル
出してくるの多いやん。

・本当に心が病んでいて表に出すのに
8年かかったのかもしれないですね。
ただ、自分なら8年前のトラウマを
思い出すLINEは残しておけないだろうし、
いつか告発をと思っていたのだとしても、
警察に行くなぁと思いはします。

・99%示談金狙いでしょ

・ジャニーズや宝塚の闇の暴露に
便乗してる

・雑誌社の芸能不祥事ネタの
買い取り価格が上がっている。

・香川照之の時と同じように、
示談金でも欲しいのでしょう。

・週刊文春は、売れればいいんだよね。
個人の幸せなんか、考えてないよ。

・性被害の記憶なんて一生消えませんよ。
大変屈辱的な事なので言い出せずに、
告発までに時間がかかるのは
珍しくありません。

・ジャニーズ騒動を見て
「あ、お金もらえるんだ」と気付いたから

他にも沢山の意見がありますが、
多くの意見をまとめると、

「女性がお金が欲しいから」

反対に

「8年前の性被害を今になって
やっと告白できた」

という二つの意見が多いようです。

どちらの意見も確かにな〜と
思い一理あるものばかりでした。

 

まとめ

今回は、意外なほど発展した8年前の松本人志さんの飲み会騒動が話題になっていて、世間の声をまとめてみました。

デビュー当時から無茶苦茶な芸風が世の中に
受けていたダウンタウン松本さんですが、
今になって叩かれているのは、やはり
「時代だから」となってしまうのでしょうか。

もちろん、性加害に対しては嫌悪され、
絶対に裁かれなきゃいけないのですが、
問題なのはどこでボーダーラインを
引くのか
です。

裁判沙汰になっても、勝敗はそこが焦点と
なることは明らか
です。

ただし今回の裁判の先で今後のメディアの
あり方が大きく変わってくることは間違い
無いでしょう。

1960年代のイギリスのようにTV、
ラジオは国営放送のみ。

YouTubeやその他の動画コンテンツも
法律で厳しく規制され、
エンターテインメントの中で誰かが
傷つくかもしれないようなものは一切放送禁止。

音楽もクラシックのみOK。

ネットも全てコンプライアンスルールを
守らないサイトや動画はNG

一時的な批判や擁護をしているネットでの
意見を見ると、世論はそんな未来を
望んでいるようにも聞こえますね。

治安が良く、綺麗で厳しいルールに
守られた日本ですが、それが行き過ぎると
ちょっとつまらない国になりそうですね。