マイナンバーカード導入のメリット!とデメリット!5項目を簡潔まとめ

マイナポイントを受け取るための
マイナンバーカード申請期間が
2023年5月31日まで延長されました。

現在全人口の約60%まで普及しましたが、
まだ残り40%の約5000万人の方が
申請されていません。

そこで、改めてマイナンバーカードの
メリット、デメリットを簡潔にまとめてみました。

マイナンバーカード

マイナンバーカード導入のメリット5つ

 ・社会保障制度の効率化:
マイナンバーカードの導入により、
各種手続きが電子化され、国民一人一人
の情報を一元管理することができるため、
社会保障制度の運用が効率化されます。

 

身分証明書としての利用:
マイナンバーカードは、住民票や
戸籍謄本などの身分証明書として
利用することができます。
これにより、住民票の取得や
各種手続きがスムーズに行える
ようになります。

    情報の安全性:
    マイナンバーカードにはICチップが
    搭載されており、個人情報を暗号化
    することができます。これにより、
    個人情報の漏洩や不正利用を防止
    することができます。
    金融取引の利便性:
    マイナンバーカードを利用することで、
    金融取引の手続きがスムーズに行えます。
    例えば、銀行口座の開設や融資の申請が、
    マイナンバーカードを利用することで
    簡単に行えるようになります。
    ・緊急時の避難所入所手続きの迅速化:
    マイナンバーカードは、緊急時の避難所
    入所手続きにも利用することができます。
    これにより、迅速かつ正確な手続きが
    行えるため、災害時の支援がスムーズに
    なります。

     

    マイナンバーカード導入のデメリット5つ

    個人情報漏洩のリスク:
    マイナンバーカードには、多くの
    個人情報が記録されており、漏洩のリスク
    があります。
    不正アクセスやハッキングなどによる
    個人情報漏洩が起こる可能性があるため、
    情報の管理には十分な注意が必要です。
    ・本人確認以外の利用の可能性:
    マイナンバーカードは、本来は個人の
    身分証明書としての利用が目的ですが、
    第三者による本人確認以外の利用が行われる
    可能性があります。
    例えば、個人情報の収集や不正な契約の
    締結などが考えられます。
    ・高齢者や障がい者にとっての利用の難しさ:
    マイナンバーカードは、パスワードや
    ICカードリーダーなどを使って利用する必要が
    あります。
    高齢者や障がい者にとっては、利用の難しさ
    があるため、十分なサポートが必要です。
    ・コストの問題:
    マイナンバーカードの導入には、カードの
    発行やICカードリーダーの導入などにかかる
    コストがかかります。
    これらのコストが、国民や企業などに
    負担を強いる可能性があります。
    個人情報のプライバシー侵害:
    マイナンバーカードによって、個人の情報が
    一元管理されることで、個人情報の
    プライバシー侵害のリスクが高まります。
    政府や公的機関が、個人情報を不適切に利用
    する可能性があるため、個人情報保護に
    対する意識が必要です。

     

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    簡潔にまとめたところ、やはり導入に
    反対している方の意見としては、
    「個人情報漏洩のリスク」や少子高齢化の
    日本において、

    高齢者にとってマイナンバーカードを
    利用する難しさ
    」が
    多いのではないかと思われます。

    また、日本は世界の中でもサイバー犯罪対策
    が遅れていることもあり、犯罪に使用される
    リスク
    も考えられます。

    「シンプルに面倒くさい」というような意見
    もかなり多く、これは作成することで
    得られる物理的メリットが薄いのも気になる
    ところですね。

    マイナンバーカード

    ただ、日本は今までIDとして使えるものが、
    運転免許証や住基カード、パスポートや
    学生証など統一がされていませんでした。

    海外ではIDとして政府発行のカードを持つ
    のが当たり前の国が多いのですが、

    日本では有効なものとして、運転免許証が
    最有力でして取得するのに約30万円ほど
    かかります。

    個人事業主も多い日本では、マイナンバー
    カードを取得することでオンラインでの
    確定申告が簡単になりましたし、

    意外なほどメリットがあるようにも思えます
    が、それも60歳以上の高齢者には関係ない方
    も多く普及しづらいのは当然なのかもしれません。

    政府側もマイナンバーを強制的に付与したので
    カードも強制にして仕舞えば良いのかと思うの
    ですが、さまざまな弊害があるのでしょう。

    何事も新しいことが普及するのに時間がかかる
    日本ですが、いずれ完全普及になるのではないでしょうか。