日本人が英語を流暢に話せない5つの理由!これをやれば必ず話せるようになる実体験

アメリカ俳優のミーシャ・コリンズが
来日して、

「日本では英語が通じないシーンが多い」

という発言が話題になっています。

(これは決して日本に対してネガティブな
発言をしているわけではなく、単純に
言葉が通じなくて困ることが多いね」
という彼の中の単純な問題だったこと
だけ明言しておきます)

英語学習は日本人にはとても身近なものです。

昔であれば駅前留学、今ではオンライン
英会話など様々な勉強法が確立されていて、
義務教育では10代から英語学習が当たり前に
行われています。

にも関わらずなぜここまで英語を普通に
話せることができる人が少ないのでしょうか。

では、なぜ日本人が英語を話せないのかの
理由を調査してみました。

日本人が英語を流暢に話せない5つの理由

日本というのは識字率が99%とで全人口の
ほとんどの方が基本教育を受けて
いて、
成人者になれば日常生活で文字が読めなくて
困るなどといったことはあまりないかと思います。

さらに、英語や他言語を使い独自の発音や
略称を作り、カタカナ英語としてたくさんの
言葉を流行させています。

「インターネット」、「スマホ」、
「パソコン」、「テレビ」などに始まり、
「モチベ」、「エモい」、「ハッカー」
など本来の意味と少しズレた使い方や
認識をしているものもたくさんあります。

日本人が英語を流暢に話せない理由①文化的な要因

日本人が流暢に英語を話せない理由として
まず挙げられるのが、文化的な要因でしょう。

地理的要因と言ってもいいかもしれません。

島国である日本は、一般人が海外に行くと
なると、仕事以外ではかなり計画的な旅行に
なる場合が多いはずです。

もちろん中には「とりあえずバックパック
1つで海外に飛び込む」
なんて方もいますが、
そんな人はネットやSNS上で目立っている人
の一部や、時間に縛られないごくわずかな
自由な人間が大半です。

海外への渡航手段は主に飛行機となり、
お金も掛かるし空港へ行くだけでも
手間な人も多いかと思います。

そもそも南北に長く、北海道と沖縄の文化を
比べても大きな違いがあり、四季の変化を
全都道府県それぞれの場所で楽しむことが
できるので、わざわざ海外に行かなくても
国内で楽しめてしまうんです。

世界を見てもこういった国は多く存在します。

イタリア、ベトナム、北アメリカ、インド
など他にもたくさんあります。

大きな違いはというと、『陸続きで他の国へ
行けるかそうでないか』
というところが
あります。

陸続きだと、国境を完璧に封鎖することが
難しい国もあり、他国の文化や人が簡単に
行き来できてしまいます。

言語も同じで他国に隣接する街などでは、
別の国でありながら隣の国の言語が通じる
ところも多くあります。

こういう文化的、地理的な要因で、日本は
今まで外国からの言語流通や文化流通が
極端に少なかった国
なんです。

日本人が英語を流暢に話せない理由②遠慮深い性格

『サービス精神』、『おもてなし』、
『腰が低い』などと言った言葉が多く存在
するように、日本人は遠慮深い性格であり、
完璧でない英語で話すことに抵抗がある人種

だと言っても過言ではないかと思います。

もちろん遠慮深いというのは、人との
コミュニケーションの場で、とても重宝
されたりとポジティブな性格の場合が多く、
便利でもあります。

ただ多言語での会話という点で見ると、
「完璧で話さないといけない」という性格が
邪魔をしてしまい、言葉が出なくなってしまいます。

東南アジア諸国やインドなどに行くとすごく
わかりやすいのですが、文法も発音も
メチャクチャな英語で一方的に会話を
してくることが多くあります。

でも言語なんて、最初はそれでいいんです。

実際どんな母国語でも、覚えたては単語で
会話
しますよね?

何度も繰り返し会話をするにつれ、だんだん
と長い文章になるだけなんです。

英語も同じなのですが、遠慮深い性格の
日本人は

「相手に完璧に伝わらないと会話が成り立たない」

と思ってしまうため、0から1に進めないのです。

0の時にいきなり10を考えてしまう。

それが多くの日本人の英会話脳なんです。

日本人が英語を流暢に話せない理由③機会の少なさ

戦後早くから英語教育を取り入れ、多くの
10代は3年〜6年以上にわたり英語を学びます。

通常それだけ学べば、普通に喋ることが
できても不思議ではありません。

にも関わらず全くと言っていいほど英会話が
できないのは、機会の少なさによるもの
でもあります。

日本人以外と顔を合わすことが少ない
日本
なので、とにかく英語を使う機会が
少ない
んです。

最近では仕事の職種などによっては、職場で
英語を使用することも多くなってきましたが、
日本全国的に見たらまだまだ少ないと思われます。

外国人と話す際には英語を多用するのですが、
日本人同士だと英語は使いません。

当たり前ですよね?

でもこの当たり前は、機会損失でもあります。

3年〜6年間も英語を勉強しているのであれば、
英語で会話する日本人同士の若者がいても
良くないでしょうか?

 

日本人が英語を流暢に話せない理由④教育システムの問題

これは何十年も前からよく言われること
ですが、日本の英語教育は次の教育機関へ
入るための「お受験英語」と揶揄
されます。

数年前まで中学1年生の教科書で覚える最初の
一文は、

[This is a Pen.]

でした。

確かに日本語でも日常会話で
「これはペンです」なんていう言葉は
使いません。

そんなことを言ったら、

「バカにしてるのか?」と怒られそうです。

 

日本では文法を重視します。

英語の文法を日本語で説明するというよく
分からないことが何十年にもわたって
教えられて来ています。

名詞、動詞、形容詞というようにジャンル
分けも日本語です。

英語のテストなのに日本語の答えを書く。

とても奇妙ですよね。

ただ、この文法から学ぶというのは正しい
方法
でもあります。

そもそも文法というのは、言語を学ぶために
生み出された方法
ですので、すごく正しいんです。

海外へ語学留学すると、やっぱり文法を
しっかりと授業で習います。

日本は教育の中で、文法と単語の暗記が
特化している教育方法できてしまいました。

聴く、会話する、読むということを結構
おろそかにしている節があるかと思います。

何事もバランスが重要です。

文法、会話、リスニング、リーディング
どれも大切だし、人によって得意不得意が
あるので、得意な部分を伸ばすことが必要
なんです。

日本人が英語を流暢に話せない理由⑤英会話への恐怖感・羞恥心

なんと言っても、恐怖感・羞恥心が1番の
理由になるかも
しれません。

説明しなくても、多くの日本人ならこの
意味がわかる
かと思います。

日本語コミュニティの中で急に英語を話し
始めたら変に思われないか、なんか恥ずか
しい、と言ったいかにも日本人らしい考え
ですよね。

どうしても周りを気にしてしまう。

例えば、あなたが外国の方と居酒屋に行き、
英語で会話していたとしましょう。

その会話を聞いていた、隣の席の酔っ払い
日本人が、あなたに向かって

「最初はあなたの英語がよく分からなかった
けど、お酒を飲むと発音が良くなるね」

なんて心無い一言を言われてしまうと、
あなたは急に恥ずかしい気持ちになる
かもしれません。

 

また例えば、あなたを含めた日本人2人、
アメリカ人2人の4人で会話していたと
しましょう。

もう1人の日本人が、あなたより流暢に
英語を使いアメリカ人と会話していたと
したら
、あなたは尻込みしてしまい、
あまり自発的な発言をしないようにするかも
しれません。

なんとなく比べられている気がしてしまう
かもしれないからかも
しれませんね。

このように、日本人は英語に対しての恐怖心
や羞恥心が働き、一歩ずつ進む言語の基本を
忘れてしまい、先へ進めなくなる
のです。

 

これをやれば必ず話せるようになる実体験

日本人が英語を何年も勉強するのにも
関わらず話せないのは、日本に住む日本人
という環境のせいなんです。

それならばどうすればいいのか、
ずっと話せないままなのか。

いや、そうじゃないんです。

実際に世界には英語を流暢に話せる日本人も
沢山います。

流暢に話せなくてももちろんいいんですが、
英語を話しにくい環境や心持ちの方に最適の
習得方法。

それは、

『真似をする』

だけなんです。

そんなことか、と思いましたね?

でも実際、やったことありますか?

いますぐNETFLIXでもHULUでも、海外の
YouTubeでもなんでもいいので、好きな
内容の英語の映画や動画を、持っている
スマホに映し出してください。

そして、そこに出ている俳優や
YouTuberの会話を真似して発音
してみてください。

英語字幕はとりあえず要りません。

耳で聞いた少し長めの文章をなんとなく声に
出して、なんとなくこんな感じの発音だよな、
でいい
んで声に出してみてください。

できればそれを録音して、本物と
聞き比べてみてもいいです。

単語や文章の意味は後でいいので、
まずは赤ちゃんがお母さんの言葉を真似して
発声するように、真似る
ことをしてみます。

これ、意外にやったことある人少ないのでは
ないでしょうか。

『いいですか、完璧に発音を真似
するつもり
で、文章を発声する
んですよ!?』

文章が長くて無理という方は、ラジオCMで
流れる英語の会社名のような広告でも
いいです。

『google.com』とか、
Johnson & Johnson』とか。

日本語発音じゃなくて、音階を完璧に
トレースするようにしてみてください。

できれば喉を使ったりして、その声に
近づけるように
してみてください。

それができたら、その声を使って
「This is a Pen」を言ってみましょう。

まるで、ネイティブスピーカーが発音
しているように聞こえませんか?

 

「This is a Pen」もネイティブっぽく言うと、
なんとなく説得力がある言葉になりませんか?

『これはペンなんだよ!!!!、ペンと
いったらペンなんだよ!!』
みたいな感じ
ですね。

意味は分かりませんが、勢いだけで会話が
乗り切れそうです。

 

1つの文章を完璧に真似することができたら、
次の文章です。

映画を見ているのであれば、好きな俳優さん
の声真似をして、その人のセリフでなんと
なくカッコ良さそうなものを覚えていきます。

同じように完璧に発声するまで真似をします。

意味が知りたい場合は、発声が完璧になった
ら調べて
ください。

 

たったこれだけです。

たったこれだけなんです。

 

これは家で1人でいる時に映画を見ながら
できます。

布団に入り寝る前にスマホでYouTubeや
TikTokを見ながらできます。

極端にすれば1つの文章であれば2〜3秒
言えてしまいます。

3ヶ月続ければ、90通りの文章を使いこなせています。

もし全部の文章が繋がっていれば、
3分〜4分以上続けて英語で喋ることができます。

それこそ簡単なプレゼン程度なら喋れてしまいます。

しかもネイティブのような発音で流暢に。

あとは、簡単です。

中学校で習った英単語だけでも会話を流暢に
話すことができます。

日本語でも3〜4分続けて喋り続けたら結構な
会話になりますよね?

まとめ

今回は日本人が英語を流暢に話せない5つの
理由を調べて、英語を流暢に話せるように
なるための1日数秒の練習方法をまとめてみました。

流暢でなくてももちろんいいんですが、
そこは日本人の性格を汲み取ってあえて
流暢に話すと言うところに焦点を当てました。

本当に誰でもできる超簡単な方法なので、
ぜひ試してみてください。

興味を持っていただけたら嬉しいです。